楽天市場での長期休暇前に必須!事前対応と設定手順を徹底解説

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オンラインショップで年末年始やGW、夏季休暇などの長期休暇を取る際は、ユーザーに休業の期間や各種対応の可否をお伝えすることが重要です。
実店舗と違い、休業中でも商品の購入が可能なオンラインショップの場合、必要な設定をしていなければ長期休暇中にクレームが発生する恐れがあります。必ず対応しましょう。
今回は楽天市場のRMSで設定すべき、長期休暇前にやっておきたい事前対応と設定手順について解説していきます。
他大手モールの「長期休暇対応」関連の記事は別記事で詳細解説していますので、あわせてご確認ください。
楽天で長期休暇前におこなうべき設定4選
- 休業・対応時間の設定変更
- ショップからの重要なお知らせを設定
- ショップからの重要なお知らせをメールで通知
- 長期休暇バナーの設置
上述した通り、長期休暇を取る際は事前に告知や配送日などの設定をRMS内で行なっておく必要があります。
無用なトラブルを回避するためにも、長期休暇の前には以下設定を必ずおこないましょう。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
休業・対応時間の設定変更
長期休暇前に絶対に忘れてはいけない対応はカレンダーの休業日設定です。
休暇中にもかかわらず、カレンダーを更新せずにいると配送日などの情報が実際の対応可能期間とズレてしまい、大きなトラブルの原因となってしまうので注意しましょう。
設定変更方法は下記の通りです。
RMSトップ > 基本情報設定 > 休業・対応時間の設定

休みにしたい日をクリックして設定は完了です。


ショップからの重要なお知らせを設定
RMS内で設定できる他の項目としては、「ショップからの重要なお知らせ」機能で長期休暇を知らせることも可能です。
ショップからの重要なお知らせは、お買い物かごなどに指定期間中のみ特定のメッセージを掲載できるため、長期休暇で商品発送や問合せ対応ができない事を伝えられます。
設定場所は下記です。
RMSトップ > 基本情報設定 > ショップからの重要なお知らせ

ここに記載した内容は下記に表示されるので忘れずに設定するようにしましょう。
- お買い物カゴ
- 問い合わせページ
- 資料請求ページ
- 会社概要ページ(https://www.rakuten.co.jp/ショップアカウント/info.html)
- 決済/配送方法ページ(https://www.rakuten.co.jp/ショップアカウント/info2.html)
- 商品ページ(スマートフォン版のみ)
- 楽天市場アプリ
ショップからの重要なお知らせをメールで通知
ショップからの重要なお知らせは、前述での楽天のページやアプリでの表示以外の方法としてメールで通知することも可能です。
メールで通知する場合も表示と同様に、指定期間中のみ特定メッセージをメール本文中に表示させることができます。
設定場所は下記です。
RMSトップ > 基本情報設定 > ショップからの重要なお知らせ(メール)

ここに記載した内容は下記に表示されます。
- 注文確認メール
- 資料請求確認メール
- 申し込み確認メール
長期休暇バナーの設置
可能でしたら商品ページや店舗ページにも長期休暇を知らせるバナーを設置しましょう。
「ショップからの重要なお知らせ」は表示範囲が限られているため、商品購入時に必ず表示される商品ページにバナーを設置することでより確実に長期休暇をお伝えすることができます。
楽天市場アプリでの商品ページ上部のバナーは「共通バナー」と呼び、下記より設定が可能です。
RMSトップ > 店舗設定 > デザイン設定 >共通バナー設定

「共通バナー」だけではPCから楽天市場を訪れたユーザーには表示されないため、「PC用販売説明文」も使用することをお勧めします。
下記より設定が可能です。
RMSトップ > 店舗設定 > 商品管理 > 商品一覧・登録 > 各商品の「編集」 > ページデザインタブ > PC用販売説明文

「PC用販売説明文」へバナー設定する際は「商品一括編集機能」を利用する事で、より効率的に全商品ページにバナー設置が可能になります。
「商品一括編集機能」については別記事で詳細を解説していますので、そちらも併せてご覧ください。
まとめ
今回は楽天市場の長期休暇前対応とその設定方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここまで楽天市場にて長期休暇前にやっておきたい事前対応と設定手順について解説してきましたが、中には「うちは長期休暇をとっても大丈夫?」「長期間中に他店に顧客を取られてしまわないか」と不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
楽天市場に限らず、ネットショップは基本的に年末年始や夏季休暇期間中は売り上げが下がる傾向がありますが、ジャンルによっては初売りや福袋など、世間が長期休暇中の時が売り時の店舗もあると思います。
特に年末年始などは配送業者の稼働がどうしても下がるタイミングでもあるので、自店舗の休暇はそれぞれの事を考慮して検討するようにしましょう。
記事内で解説した営業日カレンダーも「休業日」「受注・お問い合わせ業務のみ」「発注業務のみ」と3つの項目があり、それぞれに設定する事が出来るようになっています。機能を上手く使い、集客や売上UPに繋げていきましょう。
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