AmazonのプレミアムA+について徹底解説!設定方法から売上UPの方法、商品紹介コンテンツ(A+)との違いについて

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そもそもAmazonのプレミアムA+とは

AmazonのプレミアムA+とは、Amazon商品紹介コンテンツ(A+)をよりリッチに設定できるものです。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)よりもモジュールの数が多く、動画なども設置できるため、より魅力的に商品を伝えることがます。

商品紹介コンテンツを利用することで、画象を使用して”使用方法”や”商品の特徴”などを説明することができるため、画像が入っていないテキストだけの説明よりも、ユーザーの目に留まりやすくなります。
そのため、より魅力的に商品を伝えることができ、売上の増加にも寄与するでしょう。

商品紹介コンテンツ(A+)については、以下の記事にて詳しくご紹介しています。

https://proteinum.co.jp/blog/amazon-productdescriptioncontent/

AmazonプレミアムA+と通常のA+との違い

今回ご紹介している「プレミアムA+」は、通常のA+のバージョンアップ版です。
実際の機能として、何が違うのかを以下まとめていますので、参考していただければと思います。

  商品紹介コンテンツ(ベーシック) 商品紹介コンテンツ(プレミアム)
テキスト、画像の挿入
画像サイズ 970×300 1464×600
比較表
使用可能モジュール 5 7
モジュールの選択肢 14 19
ビデオとホットスポット
ナビゲーションカルーセル  
参考:商品紹介(Aプラス)コンテンツにはどのようなタイプがありますか?

AmazonのプレミアムA+の費用と利用条件は?

AmazonのプレミアムA+の利用条件は以下になります。

・ブランドオーナーであること
・過去12ヶ月で5件以上のプロジェクトが承認されている
・全商品へブランドストーリーが既に反映ずみ

上記を満たしていれば、特別な申請などしなくても、毎週金曜に自動でアクセス権を付与されます。
※付与されない場合は、テクニカルサポートへ問い合わせをしてみましょう。

また、条件の中にブランドオーナーでないといけないとありますが、ブランド登録を行えば、ブランドオーナーになることができます。
ブランド登録については、以下記事にて詳しくご紹介しています。

https://proteinum.co.jp/blog/amazon-brand/

AmazonプレミアムA+でできること

商品紹介コンテンツ(A+)より豊富なモジュール(テンプレート)を利用可能

AmazonのプレミアムA+には、様々なモジュールが用意されています。
(以下写真は一部になります)

テキストと動画を載せられるモジュールや、Q&Aの作成、任意の場所に補足の説明ができる画像の作成や、横スライドで比較できる表(1商品は固定表示可能)なども用意されています。

商品単位で記載したい内容に合わせて選択することができるので、商品特性にあったモジュールを選ぶことで効果的に活用していきましょう。

高解像度の画像や動画の利用

AmazonプレミアムA+では、動画を掲載することができます。
商品を実際に使用した際の動画などを載せることにより、使い方をわかりやすく解説することで、購買意欲の向上を狙うことができます。

また、高解像度な画像を使用することができるので、よりリッチな商品ページを作ることが可能です。

AmazonプレミアムA+のメリット4つ

デザインをリッチにすることができ、独自性が出せる

モジュールが豊富なプレミアムA+を利用することでデザインに独自性を出せるので、競合商品との差別化が狙えます。
Amazon商品紹介コンテンツ(A+)よりも多くの機能を使うことができるので、より多様なデザインも設置が可能です。

品質の高いページでの消費者の安心感向上

品質の高い商品ページを作成することで、ブランドのイメージをより詳細に伝えることが可能になり、消費者の安心感を向上させることができます。
そのため、AmazonプレミアムA+を利用し、リッチなページを設定することが重要になってきます。

他社の商品とも差別化できるので、オリジナリティのあるページになり、ブランド価値が上がることが期待できます。

ブランドコンセプトの定着によるLTV向上

AmazonプレミアムA+では、ブランドの理念などを記載することが可能なので、ブランドコンセプトを消費者に伝えやすくすることが可能です。
新しくページへ訪れた消費者に対して意識することも大事ですが、既存ユーザーの再購入に対しても効果が期待できます。
商品ページ内でブランドコンセプトの訴求を行い、ユーザーに付加価値を訴求し、ブランドのファンになってもらうことでLTVの向上も見込めるでしょう。

※LTVとは、顧客生涯価値(Life Time Value)のことです。顧客が生涯で、どのくらいの価値をもたらしたかを示す指標です。

サジェストキーワードを活用したSEO対策

モジュールのテキスト部分ではキーワードを設置することができるため、”サジェストキーワード”を入れることでSEO対策にもつながります。
“サジェストキーワード”を入れることにより、消費者の検索しているキーワードとの相関関係が上がり、転換率の向上も期待できるようになります。

しかし、”サジェストキーワード”を入れれば、必ず上位表示されるわけではないので注意が必要です。(上位表示されるための対策という認識をいただけますと幸いです)

AmazonプレミアムA+のデメリットは?

利用することによるデメリットは、特にありません。
あるとすれば、画像制作などの工数が通常の商品紹介コンテンツ(A+)よりかかることかと思います。
(Amazonの審査もあるので、修正などが発生する場合もございます。また、審査にも一定期間かかるので、ご注意ください)
事前にAmazonのガイドラインを確認しておくと、コンテンツの制作もスムーズになるかと思います。

Amazon コミニュティガイドライン

AmazonのプレミアムA+の活用で売上はアップする?

AmazonのプレミアムA+を実装するだけで売上が向上するわけではありません。
売上を上げていくためには、実装後はしっかりPDCAを回して、ページをブラッシュアップしていく必要があります。
では実際に何をするべきなのか、以下解説をおまとめいたしました。

Amazonの実験の管理内の「比較テスト」機能を利用する

コンテンツをブラッシュアップしていくために、Amazonの「比較テスト」機能を利用することで効率よくアップデートしていくことが可能です。
商品紹介コンテンツ(A+)を2つ準備することで、Amazon側でランダム表示させた際のデータを抽出が可能になるため、どのコンテンツ・構成が良いかの判断材料として活用することができます。

設定方法など、以下でも詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。

https://proteinum.co.jp/blog/amazon-abtesting/

コンテンツをアップデートしていく

「比較テスト」の結果の他、ユーザーからいただいたレビューや問い合わせ等を参考に、ページ内のコンテンツをアップデートしていきましょう。
使い方がわかりづらいなどの声があれば、使用方法や使用イメージなどを画像や動画を使用して説明することで、売上UPを狙いましょう。

まとめ

今回は、AmazonプレミアムA+の作成方法から売上UPの方法、商品紹介コンテンツ(A+)との違いについても簡単に解説させていただきました。
うまく利用することで、売上の増加に寄与することができるので、ぜひ参考になれば幸いでございます。

また、以下ではAmazonに限らず、ECモールで売上UPする方法もご紹介しているのでぜひご覧ください。

ECモールにおける売上UPの基本を知る

この記事が、皆様の参考になっていますと幸いです。

 

Writer

株式会社Proteinum 代表取締役
米沢 洋平
大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。
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