Yahoo!ショッピング「メーカーアイテムマッチ」とは?初心者向けにわかりやすく解説!

本記事を閲覧頂きありがとうございます。
我々はECにおける総合的な売上向上サービスを展開しています。
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

Yahoo!ショッピング「メーカーアイテムマッチ」とは?

「メーカーアイテムマッチ」の特徴

メーカーアイテムマッチとは、これまで出店者しか使えなかった「アイテムマッチ広告」を、メーカー自身が出稿できる新しい仕組みのことです。
従来、「アイテムマッチ広告」は、Yahoo!ショッピングやPayPayモールに出店している店舗だけが使えるキーワード広告でした。しかし、この新機能により、メーカーも広告を出せるようになったのです。
ただし、メーカーが出稿する際には、自社が商品を卸している出店者(販売店)の商品ページを選んで広告を出す形になります。つまり、メーカーが卸先の売上をサポートする広告という位置づけになります。
そして広告費は、出店者ではなくメーカーが負担します。

「アイテムマッチ」と「メーカーアイテムマッチ」の違い

メーカーアイテムマッチは、Yahoo!ショッピングに自社直営店を持たないメーカーでも、各ストアが販売している自社製品を広告出稿できるサービスです。
これにより、通常の「アイテムマッチ」とは以下のような違いがあります。

キーワード入札とは?効果的な活用方法と設定のコツ

キーワード入札とは

キーワード入札とは、従来の「商品単位での入札」とは異なり、広告主(メーカー)が任意のキーワードを設定して広告を出稿できる機能です。
この仕組みにより、ユーザーが検索した際に、そのキーワードにマッチした広告が表示されるようになります。

【活用のポイント】
・自社商品に関連するニッチなワードも取り入れることで、競合が少ないターゲットにも届きやすくなります
ビッグワード(例:化粧水、スニーカー、冷蔵庫など)での入札は、広範囲なユーザーにリーチ可能
季節イベントキーワード(例:母の日、クリスマス、バレンタイン)を活用すれば、期間限定の販促が効果的

商品入札とキーワード入札の違いとは?

メーカーアイテムマッチでは、「商品入札」と「キーワード入札」の2つの方法があります。それぞれの特徴と効果を理解したうえで、目的に応じた使い分けや併用が効果的です。

商品入札の効果

広告表示回数を増やせる:広範囲に配信されるため、多くのユーザーにリーチ可能
掲載面が多い:カテゴリ検索や検索結果だけでなく、レコメンドや特集ページにも表示される
ターゲット層の発見につながる:配信条件を限定しないことで、新たな効果的キーワードの発見ができる
分析にも有効:「検索キーワード × 商品」別レポートで、高効果なキーワードの可視化が可能

キーワード入札の効果

狙ったワードで集中的に配信:成果の高いキーワードに特化し、広告効果を最大化
売上向上を目指せる:実績のあるキーワードに絞ることで、効率的な売上アップが狙える
競合ワードへの入札が可能:通常の商品入札では拾えない、競合ワードでの露出・シェア拡大が期待できる
潜在層へのアプローチも可能:ビッグワードを使って幅広い潜在ニーズを取り込む戦略が可能

このように、商品入札とキーワード入札では得られる効果が異なります
そのため、両方の特徴を活かした併用運用が、メーカーアイテムマッチの効果を最大化するポイントです。

メーカーアイテムマッチの利用停止の設定方法

メーカーアイテムマッチは、メーカーが広告費を負担して出店者の商品をYahoo!ショッピング上で宣伝してくれる仕組みのため、出店者にとっては一見メリットしかないように感じられます。
しかし、実はひとつ注意すべき点があります。それは、メーカー側も広告配信の結果として「クリック数」や「コンバージョン率(購入率)」などのデータを確認できるという点です。
つまり、自社ストアの商品がメーカーによって広告されることで、その販売実績や効果指標がメーカー側に共有されてしまう可能性があります。

もし、「自店舗の商品をメーカーアイテムマッチに利用されたくない」「コンバージョン率などの実績をメーカーに見せたくない」といった場合には、メーカーアイテムマッチの利用を停止する設定が可能です。
停止設定は、以下のURLから行うことができます。

https://pro.store.yahoo.co.jp/pro.<ストアアカウント>/vcsignup/sendinfo

たとえば、ストアアカウントが「aaa」の場合は、以下のURLになります。

https://pro.store.yahoo.co.jp/pro.aaa/vcsignup/sendinfo

このように、設定を変更することで、メーカーによる広告利用を防ぐことができます。

Yahoo!ショッピングのメーカー向け広告サービス|違いと効果とは?

Yahoo!ショッピング上でのメーカー向け広告サービスには「メーカーアイテムマッチ」と「ショッピングブランドサーチアド」の2種類があります。
「メーカーアイテムマッチ」はキーワードに基づいた商品を表示するので商品そのもののPRに適しており、
「ショッピングブランドサーチアド」はキーワードやカテゴリに基づいてブランドバナーと複数商品を同時に表示できるので、ブランド全体での売上や認知の拡大、クロスセル・アップセルへ繋がります。

メーカーアイテムマッチ×ショッピングブランドサーチアドの併用戦略

「ショッピングブランドサーチアド」とは?

ショッピングブランドサーチアドは、Yahoo!ショッピングでカテゴリ検索を行うユーザーに向けて、自社ブランドのバナー広告を表示できる広告メニューです。

検索結果ページの最上部にバナーが表示されるため、他社の商品に目が向く前に、潜在顧客に対して自社ブランドの魅力をしっかりアピールできます。
掲載場所はYahoo!ショッピング検索結果ページの上部に以下のように掲載されます。

ロゴをクリックするとブランド特集ページや自社商品の検索結果一覧ページに遷移させることができ、商品だけでなくブランドコンセプトの訴求にも役立ちます。
ロゴの横にあるように売れ筋商品や新商品などの単品訴求もでき、ブランドを認知している顧客であれば即購入にも繋がります。

「メーカーアイテムマッチ」との併用で、さらなる効果を

「メーカーアイテムマッチ」と「ショッピングブランドサーチアド」はどちらもメーカー向けの検索連動型広告ですが、役割が異なるため、併用することでより高い効果が期待できます。

ショッピングブランドサーチアドで検索結果の上部にバナーを表示し、自社ブランドの認知を高めつつ、メーカーアイテムマッチで個別商品を検索結果にしっかり表示させることで、検索ページを自社商品で埋め尽くすことも可能です。
ユーザーには、まるで自社ブランド専用の検索結果ページのように見えるため、信頼感やブランド力が高まり、購入意欲の向上にもつながります。結果として、売上アップが期待できます。

まとめ

ここではYahoo!ショッピングのメーカーアイテムマッチの特徴や運用についてご紹介しました。
従来のアイテムマッチや他の広告との違いを理解し、有効に活用しましょう。
運用にお困りの際は弊社までお問合せください。

その他Yahoo!ショッピングの広告については、下記記事を参考にしてください。


[contact-form-7 id=”216″ title=”記事下問い合わせフォーム”]

CONTACT

ご相談・お問い合わせ

ECサイトでの売上が伸びない、新規顧客が獲得できないなど
ECに関する課題がありましたらまずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせ